健康を目指したというより、追い込まれて始まった
50歳から健康に目覚めた私が、学んだことや実践したことをお伝えしたい。
そんな思いで、このサイトを立ち上げました。
……と書くと、少しかっこよすぎるかもしれません。
正直に言えば、自分の体についてしっかり見つめなければならない状態に追い込まれた、というのが本当のところです。
人間、そういう状況にならないとなかなか動けないものですね。
私が健康を意識し始めたのは、46歳で禁煙したことがきっかけでした。
当時の私は、毎日30本も40本もタバコを吸っていました。
痰が出るのも、咳をするのも当たり前。
駅の階段で息が切れるのも当然でした。
健康診断の評価も、Cが当たり前でした。
禁煙したのに、今度は太ってしまった
禁煙したきっかけは、息子の小学校でPTAの役員をやることが決まったからです。
小学校に出入りすることが多くなるのに、タバコを吸っているわけにはいかない。
そう自分を奮い立たせて、禁煙外来に通いました。
苦労しながらも、何とか禁煙には成功しました。
ところで、皆さんはタバコさえやめれば健康になれると思っていませんか。
正直、私は思っていました。
実際、痰と咳はほとんどなくなりましたし、ご飯も大変おいしくなりました。
ところが、階段での息切れはむしろ徐々にひどくなっていったのです。
理由は単純でした。
禁煙で食事がおいしくなり、体重が大幅に増えたからです。
私は身長167センチですが、体重は80キロを超えるくらいまで増えてしまいました。
健康診断の評価は、なんとDまで下がり、要再検査になったことを覚えています。
そしてその状態を、2年ほど放置してしまいました。
尿管結石が決定打になった
その極めつけが、尿管結石でした。
あまりのお腹の痛みに、私は自分で救急車を呼びました。
あの痛みは、今でも忘れられません。
これが決定打になって、私は自分の健康を意識しないわけにはいかなくなりました。
50歳直前、私は「歩くこと」から始めた
2020年、50歳になる直前の春ごろ。
私は歩き始めました。
本当は「走り始めました」と書きたかったのですが、実際はそんなかっこいいものではありませんでした。
走り始めて200メートルくらいで息切れがひどくなり、もう走れなくなったのです。
仕方なく、2キロほど歩きました。
もともと長距離を走るのは大嫌いでした。
人生の中でも、高校時代のラグビー部で4キロのコースを走らされたのが最長だったと思います。
今はとても便利なスマホアプリがあります。
移動速度と距離をGPSで測定して、1キロごとに教えてくれます。
私はナイキのアプリを使って、1か月近く、週3〜4日歩き続けました。
食べる量は相変わらずでしたが、それでも体重は2キロほど落ちたと記憶しています。
Garminを買ってから、走る意欲が一気に高まった
そこから徐々に走り始め、少しずつ距離は長くなっていきました。
確か、走り始めて3か月くらい経ったころだったと思います。
当時よく見ていたランニングYouTuberに感化されて、Garmin245というランニングウォッチを買いました。
これが大きかったです。
ランニングウォッチを買ったことで、走る意欲が大幅に高まったことを覚えています。
5キロ走れるようになり、10キロ走れるようになり、ランニングを始めて8か月ほど経ったころ、初めて友人とハーフマラソンの草大会に出場して無事完走しました。
その後はコロナで、参加したかったマラソン大会がことごとく中止になったり、いろいろありました。
それでも走ることは続けてきました。
そして、おかげさまで2026年2月22日の大阪マラソンで7回目のフルマラソン完走となりました。
走れるようになって、体は本当に変わった
フルマラソンに出るほど走れるようになった2021年から2025年の健康診断の結果は、毎年AやBまで上がりました。
ずっと悩まされていた片頭痛も、まったくなくなってしまいました。
ここまで来ると、走ることには本当に感謝しかありません。
頭にも良い。
足にも良い。
心臓にも良い。
メンタルにも良い。
ランニングには、良いことがたくさんあるのは間違いないと思います。
それでも不安は残った
ただ、昨年くらいから、一つ考えるようになったことがあります。
このまま走ることを続けていれば、歳をとっても健康に自分の足で歩き、ボケずに生きられるのだろうか。
ここです。
走ることには良い面がたくさんあります。
でも、それも年齢とともに適度な量が重要になるのではないかと考えるようになりました。
私は幸いなことに、体が丈夫なのか、膝が痛くなったりすることはほとんどありません。
ただ、膝関節にある軟骨は、やはり少しずつすり減っていくもののようです。
走りすぎることが、歳をとってからの歩行に影響してくる可能性はあるのではないか。
そんなことを考えるようになりました。
今、私は生活スタイルを大きく変えています
そこで、いろいろな本を読んだりして健康寿命について学んでいくうちに、上半身の筋肉を鍛えることも重要だと理解しました。
それまでの私は、とにかく走っていれば健康でいられる。
かなり本気でそう信じて生活していました。
でも今は、その考えを大きく見直しています。
現在は、走る量を週3日に減らし、距離も6割ほどに減らしました。
その分、週3日で上半身から下半身まで筋トレをしています。
つまり私は今、生活スタイルをかなり大きく転換したところです。
大事なのは「どこまで走れるか」ではなく「いつまで歩けるか」
同級生たちの中にも、膝が痛くて歩けないという人が少しずつ増えてきました。
また、親世代でも、つい最近まで元気だった人たちが、一気に歩けなくなったり、認知症になったりする姿を見るようになりました。
そういう現実を見ていると、
大事なのは「どこまで速く走れるか」ではなく、
「いつまで歩けるか」ではないかと思うようになりました。
フルマラソンを走る体力があることは、素晴らしいことだと思います。
でも、それがそのまま10年後、20年後の健康を保証してくれるわけではありません。
下半身だけではなく、上半身も。
運動だけでなく、睡眠や食事も。
そして心も。
一つに極端に偏ることなく、バランスよく総合的に自分の健康を考えていく必要がある。
今の私はそう考えています。
だから私は90歳でも歩ける体を目指している
私は、長生きしたいです。
100歳でも120歳でも生きて、孫やひ孫の顔が見られたら、それは幸せなことだと思います。
でも、大事な息子や孫やひ孫の負担になってまで生きたいと思っているわけではありません。
だから、90歳を過ぎても、できるだけ自分の足で歩き、ボケずに、自立して生きていたい。
それが、今の私が本当に目指していることです。
本音を言えば、できることなら100歳まで元気でいたいと思っています。
でも、あまりに遠い数字を掲げても、自分自身にも読んでくださる方にも現実味が薄くなります。
だからこのサイトでは、まずは「90歳でも歩ける体へ」という言葉を看板にすることにしました。
走ることも。
筋トレも。
睡眠も。
食事も。
心を整えることも。
全部そのためです。
このサイトでは、50歳から健康に目覚めた私が、試してきたこと、続けていること、失敗したことも含めて、できるだけ正直に書いていきたいと思っています。


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